世の中の貯金好きの方々は、必ずと言っていいほど金融機関が設置している預金口座などにお金を振り込んで貯金をしていることでしょう。これは当然といえば当然だと思います。なぜなら、小さな頃から貯金は銀行の口座に入れておくべきと習って育った人が多いですから、そうなってしまうのも仕方がないことだからです。しかし、私は世間の常識には逆行して金融機関は使わずに金庫貯金をしている派の人間です。
金庫貯金というと、いわゆるタンス預金として取り扱われると思います。なぜこのような貯金を行っているのかというと、現金主義であるということに加えて銀行の口座は信用できないという点が挙げられます。銀行にお金を振り込んだとして、1000万円までは保証がなされているとは言われていますが、もし銀行が破綻した時に本当にそれが返ってくるのか不安になってしまいますし、仮に日本が債務不履行などの状態に陥ってしまうと私たちが銀行に預けている預金のほとんどを国に徴収されるリスクが生じてしまいます。そう考えるとうかうかと金融機関の口座を使って貯金をしておくメリットがないんですね。唯一利息というメリットはあるかもしれませんが、それは今では雀の涙程度。そう考えるとどうやったって金庫で貯金をしておくメリットの方が高いと言えるんですね。
ただ、金庫ごと盗難されてしまうとすべての財産を失うことになってしまうのでそれはそれでリスキーではありますが、できるだけ頑丈で持ち去りにくい金庫を用意しておけばそのリスクを大幅に減らすことが可能です。このことから、私の居室には非常に頑丈で動かすことのできない金庫が設置してありますので、この金庫の中に毎月の貯金をどんどんと溜め込んでいます。現金主義は自分の手に届く場所にお金があるので、自分がお金を稼いでいる、これだけのお金を所持しているという実感があるので、多くの人にも金庫貯金をやってみてほしいですね。