金庫の暗証番号は何桁までなら覚えられる?

暗証番号式の金庫、開けるためには毎回暗証番号の入力が必須なわけですが、この暗証番号は何桁まで覚えられる自信がありますか?人それぞれ記憶力には差がありますし、何桁までは絶対に覚えられるという保証もないですよね。4桁程度であれば、普段銀行のATMやスマートフォンなどの暗証番号も4桁なので覚えやすいとは思うものの、家庭の大事な書類や印鑑、現金などが入っている金庫がたった4桁で開けられてしまうというのも、少し不安を覚えます。かといって10桁や20桁なんて覚えられる方が珍しいですし、この辺は塩梅が難しいですね。「自分の携帯電話番号は覚えられる」という人も、それは日常的に使う頻度が高いから覚えられるわけであって、金庫のように毎日開け閉めするわけではないものの場合、覚えられない可能性が高いです。忘れてしまっては困る番号ですから、やはりあまり長すぎる番号も考えものでしょう。

となると、結局は8桁くらいのものが実用性と防犯性を兼ね備えた現実的な桁数でしょう。それでも、番号次第では覚えられない可能性はありますけどね。

暗証番号は、覚えられるなら覚えるのが一番よいでしょう。しかし、日常的に金庫を開け閉めするわけではない場合、覚えることは人によって困難になります。メモなどを残しておく方法もありますが、防犯性を考えるとあまりオススメできるものではありません。何かに当てはめて番号を覚えたり、前半4桁だけは覚えて後半はメモに書いておくなど、何らかの工夫で乗り切ることはできるものですので、可能な限り記憶するとよいですね。